ゴキブリの赤ちゃんが出た時のゴキブリ対策

ゴキブリの赤ちゃんが出た時のゴキブリ対策について。ゴキブリの赤ちゃんが出たら早めに対策をしましょう。

アパートや一戸建てにゴキブリの赤ちゃんが出た時の対策は?

アパートや一戸建てにゴキブリの赤ちゃんが出てきた時は、部屋の中でゴキブリが繁殖活動をしている可能性が高いです。

というのも、ゴキブリの赤ちゃんは移動能力が低いので、家の外を移動して部屋の中に侵入してくるのが難しいんです。

しかも、ゴキブリの赤ちゃんは一度に20匹~40匹が一斉に卵から産まれてくるので、1匹ゴキブリの赤ちゃんがいると部屋の中にたくさんいる可能性が大!

では、ゴキブリの赤ちゃんが出てきた場合、どこにいる可能性が高いのでしょうか?





ゴキブリの赤ちゃんの行動範囲


まずは、ゴキブリの赤ちゃんの行動範囲について知っておきましょう。

ゴキブリの赤ちゃんの行動範囲は、実はそれほど広くありません。

家の中すべてに移動するのかというとそういうことはなく、一戸建ての場合は1階に集中する傾向があります。

※ただゴキブリが2階で産卵した場合は2階でもゴキブリの赤ちゃんが出ます。

アパート・マンションの場合はワンフロアのことがほとんどですので、その場合はフロア全体に出てきます。

ただ、その場合もゴキブリの赤ちゃんは「巣」のようなものを作って、そこを中心に生活をしています。

その「巣」になりやすい場所を見つければ、そこを中心に駆除対策をすることでゴキブリの赤ちゃんを死滅させることができます。

では、ゴキブリの赤ちゃんの「巣」になりやすい場所はどこがあるのでしょうか?


その1、台所


ゴキブリの赤ちゃんの巣になりやすい場所の一番代表的なところは、「台所」です。

調理中に落ちた食材のカスや食べ残し、生ごみなど、ゴキブリの赤ちゃんのエサになるようなものがたくさんあります。

台所には冷蔵庫や米櫃(こめびつ)など、ゴキブリの赤ちゃんが身を隠すのに適した場所があるのも、ゴキブリの赤ちゃんが巣を作りやすい場所になる原因です。

また、調理後に床に飛んだ油などもゴキブリの赤ちゃんのエサになります。


その2、風呂場


次にゴキブリの赤ちゃんが巣を作りやすい場所は、「お風呂場」です。

ゴキブリの赤ちゃんがお風呂場に巣を作りやすい理由は、

・適度に湿度がある
・髪の毛などのエサになるものがある
・洗濯機など身を隠す場所がある

この3つです。

特に洗濯機の下はこの3つの条件が揃いやすいので、ゴキブリの赤ちゃんにとってはとても住みやすい場所になっています。

また、お風呂場の脱衣所には、洗濯機以外にもゴキブリの赤ちゃんが身を隠せるような棚などが置いてある場合が多いです。

これも、ゴキブリの赤ちゃんが巣を作りやすい環境を作っています。


その3、洗面所


お風呂場の次にゴキブリの赤ちゃんが出てきやすい場所は、「洗面所」です。

やはり水回りということもあって、ゴキブリの赤ちゃんが好む湿度が常にある場所です。

洗面所は下の棚の部分に湿度がこもりやすいため、そこにゴキブリの赤ちゃんが住み着きやすくなります。

また、洗面所はお風呂場とも近い距離にあることが多いため、お風呂場のゴキブリの赤ちゃんが洗面所に移動してきたり、洗面所のゴキブリの赤ちゃんがお風呂場に移動したりしやすい距離感になっています。


その4、玄関


次にゴキブリの赤ちゃんが巣を作りやすい場所は「玄関」です。

「なぜ玄関?」と思う方もいるかもしれませんが、実は玄関はゴキブリが侵入してくる侵入経路になっています。

外から侵入してきたゴキブリが玄関に置いてある物の陰で産卵、そこで産まれたゴキブリの赤ちゃんが玄関を巣にして成長していくというのは、実はよくあります。

玄関に何も物を置いていない場合は問題ありませんが、玄関に靴の箱などを置いている場合には注意が必要です。


その5、寝室


ゴキブリの赤ちゃんが巣にしやすいもう1つの場所は、「寝室」です。

寝室はベッドだけでなく、色々なものが置いてあるのでゴキブリの赤ちゃんが隠れやすい環境になっています。

また、ゴキブリの赤ちゃんのエサになる髪の毛も落ちているので、巣として生活していくのに十分な環境が整っています。


その6、トイレ


トイレは、巣になっていることは少ないけれど、ゴキブリの赤ちゃんが出やすい場所です。

トイレにはあまり身を隠す場所がないので、ゴキブリの赤ちゃんが巣にしていることはあまりありません。

ただ、水回りということで湿度があるため、廊下からトイレに侵入してくることがあります。

巣として生活をする場所にはしていませんがゴキブリの赤ちゃんが出やすい場所ではあるので、注意するようにしましょう。


ゴキブリの赤ちゃん対策はこの2つ!


ゴキブリの赤ちゃんが巣を作っていそうな場所が分かったら、次にゴキブリの赤ちゃんを駆除するための対策を行いましょう。

行うゴキブリ対策はシンプルで、

・掃除をしてエサになる物を除去する
・置くタイプの毒餌系ゴキブリ駆除剤を設置する

この2つです。

掃除は、普段掃除をしない部分を中心に行いましょう。

特に、冷蔵庫の裏やシンクの下、洗濯機の下など、掃除に手間がかかるところには大体ゴキブリのエサになりそうなものが溜まっています。

そういうところを中心に掃除を行うようにしてください。

掃除を行って清潔な環境が出来上がったら、掃除をした場所にゴキブリ駆除剤を置いていきましょう。

ゴキブリ駆除剤は、ベイト剤という置くタイプの毒餌系駆除剤を使います。

色々な種類が出ていますが、強力なものを使う方が確実にゴキブリの赤ちゃんやゴキブリを駆除出来るので、業務用の駆除剤を使うのがおすすめです。

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あとは、「掃除」「駆除剤を置く」という2つのゴキブリ対策を定期的に行っていくようにしましょう。

ゴキブリやゴキブリの赤ちゃんが出てくる頻度にもよりますが、1ヶ月に1回を目安に行っていくのが理想です。

駆除剤も期間が経つと中のエサが硬くなってゴキブリの食いが悪くなるので、こまめに交換することを忘れないでくださいね。