ゴキブリの赤ちゃんが大量に出る理由
ゴキブリの赤ちゃんというのは、1匹だけ家の中に出るということは少なくて、大体1匹でるとそのあと大量に出てくることが多いです。
これは、ゴキブリの卵の構造に関係があります。
ゴキブリの卵というのは、赤茶色のカプセルの中に何十個というゴキブリの卵が入っています。
そして、それが一斉に孵化をするので、家の中にゴキブリの赤ちゃんがたくさん出るようになってしまうのです。
実は、そのことを知っているかどうかがゴキブリ対策をしっかり行えるかどうかの分かれ道になります。
家の中に出てきたゴキブリの赤ちゃんが1匹だけだったとしても、見えないところには同じタイミングで生まれたたくさんのゴキブリの赤ちゃんがいるわけです。
それを知らずに何もゴキブリ対策を行わないと、目の前に現れていないゴキブリの赤ちゃんはどんどん成長を続けていきます。
その結果、ゴキブリの赤ちゃんは大人のゴキブリに成長してしまい、また繁殖活動を始めてしまうのです。
ゴキブリの赤ちゃんは、目の前に1匹でも出てきたら家の中には大量のゴキブリの赤ちゃんが存在しています。
必ず、すぐにゴキブリ対策を行って、ゴキブリの赤ちゃんを家の中から駆除するようにしてください。
ゴキブリの赤ちゃんの色は何色?
ゴキブリの赤ちゃんの色についてですが、これは種類によって少し変わってきます。
チャバネゴキブリの赤ちゃんの色は、生まれた時からずっと茶色のままです。
ですから、チャバネゴキブリの赤ちゃんに関しては体の色が茶色であればチャバネゴキブリの赤ちゃんと判断して問題ありません。
問題は、よく見かける黒いゴキブリ黒ゴキブリの赤ちゃんです。
黒ゴキブリの赤ちゃんと言うのは、卵から生まれてすぐの状態では体の色は白色をしています。
ここから成長に伴って体の色というのは徐々に変わっていきます。
白色から少し成長していくと体の色と言うのは赤くなります。
そして、そこから少し時間が経つとよく見かける黒色のゴキブリの赤ちゃんに成長していきます。
ですが、ゴキブリの赤ちゃんと言うのは何度も脱皮をして成長していきます。
そうすると、脱皮をしてすぐの体の色と言うのは赤色をしています。
そしてまた時間が経過すると黒色になると言うことを繰り返して大人のゴキブリへと成長していくのです。
つまり、普通のゴキブリの赤ちゃんがいると言うのは白から赤、赤から黒へと変化していきます。
そして、脱皮直後はまた赤色に戻り時間経過とともに黒色へと変化していきます。
問題になるのは、まだ体が小さい頃の黒色の時のゴキブリの赤ちゃんです。
この時は、他の虫との見分けがつかずゴキブリの赤ちゃんだと気づかずに見逃してしまうことがあります。
見逃してしまうと、次に目の前に出てくるときには大きなゴキブリへと成長してからです。
ですので、家の中に小さな黒い色の虫が出てきた場合は、ゴキブリの赤ちゃんだと判断をして必ず駆除するようにしましょう。
茶色いゴキブリの赤ちゃんもいます
ゴキブリの赤ちゃんというと、色は赤か黒のイメージですが、実は茶色いゴキブリの赤ちゃんもいます。
これは、チャバネゴキブリというほかの種類のゴキブリの赤ちゃんです。
チャバネゴキブリというのは、色が茶色で2cmほどの小さいゴキブリです。
このチャバネゴキブリというのは、繁殖力が非常に高いため、普段見かけるクロゴキブリよりも早く家の中の数が増えていきます。
チャバネゴキブリは成虫になるまでに大体2ヶ月ほどですから、何もせずにいるとすぐに家の中がチャバネゴキブリだらけになってしまいます。
茶色のゴキブリの赤ちゃんが出た場合は、チャバネゴキブリの赤ちゃんなので、出来るだけ速やかにゴキブリ対策を行うようにしましょう。